【Excel VBA】シートの保護を解除する(UnProtect)

はじめに

今回は、シートの保護を解除する方法について解説します。
基本構文や、パスワード付きシートの保護を解除する方法も解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

この記事を読むメリット
  • シートの保護を解除する方法が分かります。
  • パスワード付きのシートの保護を解除する方法が分かります。
  • コピペで使える実践的なサンプルコードを掲載しています。

基本情報

UnProtectメソッド

シートの保護を解除する場合は、WorksheetオブジェクトのUnProtectメソッドを使用します。

構文

Worksheetオブジェクト.UnProtect(Password)

引数

#引数必須/任意詳細
1Password任意シートがパスワード付きで保護されている場合、パスワードを入力します。
※本引数が省略され、パスワード付きシートを解除しようとした場合は、パスワード入力用のダイアログが表示されてしまいます。
UnProtect – 引数

サンプルコード

シートの保護を解除する(パスワードなし)

マクロを実行しているブックの 1番目のシートの保護を解除するサンプルコードです。

サンプルコード
Public Sub sheetUnProtect()

    ' シートの保護を解除する
    ThisWorkbook.Worksheets(1).Unprotect
End Sub
りゅう

パスワード付きシートでも問題ないのですが、パスワード入力用のダイアログが表示されてしまうので、ご注意ください。

シートの保護を解除する(パスワード付きシート)

マクロを実行しているブックの 1番目のシート(パスワード付きシート)の保護を解除するサンプルコードです。
※サンプルとして、パスワードは「vba-hack」としていますが、ご使用の環境に合わせて変更ください。

サンプルコード
Public Sub sheetUnProtectForPassword()

    ' シートの保護を解除する
    ThisWorkbook.Worksheets(1).Unprotect Password:="vba-hack"
End Sub

最後に

今回は、シートの保護を解除する方法について解説しました。

本記事が皆さんのお力になれば幸いです!

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この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

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