【Excel VBA】改ページプレビューに切り替える(View)

はじめに

今回は、表示モードを改ページプレビューに切り替える方法を解説します。
1シートのみ切り替える方法や、すべてのシートを切り替える方法など、汎用的なサンプルコードも掲載しています。

この記事を読むメリット
  • 改ページプレビューに切り替える方法が分かります。
  • コピペで使える実践的なサンプルコードを掲載しています。

基本情報

Viewプロパティ

表示モードを改ページプレビューに切り替えるには、WindowオブジェクトのViewプロパティを使用します。

Viewプロパティでは、改ページプレビューの他にも、「ページレイアウトビュー」への切り替えも可能です。
なお、Viewプロパティでは値の取得も可能です。

構文

構文

Windowオブジェクト.View = 設定値

設定値

Viewプロパティの設定値には、「XlWindowView定数」を指定します。
XlWindowView定数を以下に示します。

#定数説明
1xlNormalView標準
2xlPageBreakPreview改ページプレビュー
3xlPageLayoutViewページレイアウトビュー
XlWindowView定数

サンプルコード

改ページプレビューに切り替える

サンプルコード
Public Sub setNewPagePreview()

    ' アクティブウィンドウを改ページプレビューにする
    ActiveWindow.View = xlPageBreakPreview
End Sub

すべてのシートを改ページプレビューにする

サンプルコード
Public Sub setAllNewPagePreview()

    ' すべてのシートを選択する
    Worksheets.Select

    ' アクティブウィンドウを改ページプレビューにする
    ActiveWindow.View = xlPageBreakPreview

    ' 選択を解除する
    Worksheets(1).Select
End Sub

すべてのシートを標準ビューに戻す

サンプルコード
Public Sub resetPagePreview()

    ' すべてのシートを選択する
    Worksheets.Select

    ' アクティブウィンドウを改ページプレビューにする
    ActiveWindow.View = xlNormalView

    ' 選択を解除する
    Worksheets(1).Select
End Sub

最後に

今回は、表示モードを改ページプレビューに変更する方法を解説しました。

本記事が、皆さんのお力になれば幸いです!

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この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

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