
配列をループさせたいんだけど、要素数って取れない?

今回は、「配列の要素数の取得方法」について解説していきます。
はじめに
配列はループして回すことが多いと思います。
今回は、配列の要素数の取得方法をご紹介します!
この記事を読むメリット
- 配列の要素数を取得する方法が分かります。
- 多次元配列の要素数の取得方法も解説します。
構文
配列の要素数を取得する場合、Ubound関数を使います。
Ubound関数
概要
配列の最大要素数を取得します。
主に、Forループの最大数を定義する際に使用することが多いです。
構文
構文
UBound(arrayname, [ dimension ])
引数
# | 引数 | 必須 | 詳細 |
1 | arrayname | 〇 | 配列変数を指定します。 |
2 | dimension | 測定する配列の次元を指定します。 省略すると1次元目の要素数を測定します。 |
戻り値
戻り値
配列の最大の添え字 (Long型)
使用イメージ
ここからは、実際にコードを動かしながら Ubound関数の挙動を見ていこうと思います。
基本動作の確認
以下のサンプルでは、冒頭で配列を宣言してます。
最後に、Uboundの第二引数を「省略」、「1」、「2」を指定したパターンを見ていきます。
サンプルコード
サンプルコード
Public Sub testUbound()
Dim arr(3, 2) As String
' 配列の1次元目に値を格納
arr(1, 1) = "A"
arr(1, 2) = "1"
' 配列の2次元目に値を格納
arr(2, 1) = "B"
arr(2, 1) = "2"
' Uboundの結果を出力
Debug.Print "Ubound(arr) :" & UBound(arr)
Debug.Print "Ubound(arr, 1):" & UBound(arr, 1)
Debug.Print "Ubound(arr, 2):" & UBound(arr, 2)
End Sub
出力結果
最後に
いかがでしたでしょうか。
配列の要素数については、ループの際などに取得することも多いので必須知識となります。
この記事が、皆さんのお力になれれば嬉しいです!
コメント