【Excel VBA】時刻から「時」「分」「秒」を抽出する(Hour/Minute/Second)

はじめに

今回は、時刻から「時」「分」「秒」を抽出する方法について解説します。
「〇〇時以降の場合」や、「〇〇分以前の場合」などの分岐に使用できるかと思いますので、是非最後までお付き合いください。

この記事を読むメリット
  • 時刻から「時」「分」「秒」を抽出する方法が分かります。
  • コピペで使える実践的なサンプルコードを掲載しています。

基本情報

Hour

時刻から「時間」を抽出するには、Hour関数を使用します。

引数には、Date型を指定し、戻り値は「時間」の文字列が返却されます。

構文

Hour(時刻)

Minute

時刻から「分」を抽出するには、Minute関数を使用します。

引数には、Date型を指定し、戻り値は「分」の文字列が返却されます。

構文

Minute(時刻)

Second

時刻から「秒」を抽出するには、Second関数を使用します。

引数には、Date型を指定し、戻り値は「秒」の文字列が返却されます。

構文

Second(時刻)

サンプルコード

現在の「時」「分」「秒」を抽出する

サンプルコード
Public Sub extTimeToHMS()
    Dim nowDateTime As Date ' 現在日時

    ' 現在の日付を取得
    nowDateTime = Now

    ' 現在の日時をメッセージボックスに出力する
    MsgBox "現在の日付:" & Date & vbCrLf & _
        "現在の年:" & Hour(nowDateTime) & vbCrLf & _
        "現在の月:" & Minute(nowDateTime) & vbCrLf & _
        "現在の日:" & Second(nowDateTime)
End Sub

実行結果(クリックで拡大)

実行後
実行後

最後に

今回は、時刻から「時」「分」「秒」を抽出する方法について解説しました。

本記事が、皆さんのお力になれば幸いです!

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この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

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