【Excel VBA】枠線の表示・非表示(DisplayGridlines)

はじめに

今回は、枠線の表示・非表示を設定する方法について解説します。
基本的な構文から、応用できるサンプルコードも掲載しています。

この記事を読むメリット
  • 枠線の表示・非表示を設定する方法が分かります。
  • 枠線の表示状態を取得する方法が分かります。
  • コピペで使える実践的なサンプルコードを掲載しています。

前提

枠線について

枠線とは、Excelのセルとセルの境界にひかれている線のことです。
※初期では薄い灰色で引かれています。

言葉では分かりづらいため、「枠線あり」と「枠線なし」の図をご覧ください。

枠線あり
枠線なし

基本情報

枠線の表示・非表示を切り替えるには、WindowオブジェクトのDisplayGridlinesプロパティを使用します。
DisplayGridlinesプロパティは、枠線の表示状態を取得することも可能です。

DisplayGridlinesプロパティ

構文

構文

WindowObject.DisplayGridlines = 設定値

設定値

設定値にはBoolean型(True/False)を指定します。

  • Trueの場合:枠線を表示する
  • Falseの場合:枠線を非表示にする

サンプルコード

枠線を非表示にする

サンプルコード
Public Sub hiddenGridLine()

    ' アクティブウィンドウの枠線を非表示にする
    ActiveWindow.DisplayGridlines = False
End Sub

枠線の表示・非表示を切り替える

サンプルコード
Public Sub changeVisibleGridLine()

    ' アクティブウィンドウの枠線の表示設定を切り替える
    ActiveWindow.DisplayGridlines = Not ActiveWindow.DisplayGridlines
End Sub

最後に

今回は、枠線の表示・非表示の設定方法を解説しました。

個人的にですが、表に罫線さえ引かれていれば「枠線なし」の方が見やすいのでオススメです。

本記事が皆さんのお力になれば幸いです!

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この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

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