りゅう
はじめに
配列の動的確保などをする際、配列が空かどうかを判定することがあります。
マイナーな知識となりますが、覚えておいた方がいいと思いますので、掲載いたします!
この記事を読むメリット
- 配列が空であるかを判定する方法が分かります。
「空」の定義
本記事でご紹介する「空」とは、配列の要素が存在しないことを指します。
りゅう
「要素が存在しない」という表現で伝わらない方については、お手数ですが、後述のサンプルコードを見て頂けると幸いです。
判定方法
配列が空の場合
以下の通り、配列が空の場合は (Not 配列名) を使用します。
配列が空の場合は -1が返却されます。
サンプルコード
Public Sub checkArrayBlank()
Dim arr() As String ' 配列
If (Not arr) = -1 Then
MsgBox "配列が空です。", vbInformation
Else
MsgBox "配列が空ではありません。", vbInformation
End If
End Sub
実行結果
配列が空でない場合
サンプルコード
Public Sub checkArrayBlank()
Dim arr() As String ' 配列
ReDim arr(1) ' 要素を確保
If (Not arr) = -1 Then
MsgBox "配列が空です。", vbInformation
Else
MsgBox "配列が空ではありません。", vbInformation
End If
End Sub
実行結果
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したテクニックですが、冒頭に説明した通り 配列の動的確保(配列の要素数を増加させる方法)でよく使います。(個人的にですが)
配列の動的確保については以下記事にて解説しておりますので、よろしければ閲覧ください。
【Excel VBA】配列の動的確保(配列の要素数を増やす方法)
はじめに 今回は、配列の動的確保について解説していきます。 配列を取り扱うには必須知識だと個人的には思っています。 「動的確保とは?」から説明していきますので、...
この記事が、皆さんのお力になれれば嬉しいです!
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