【Excel VBA】日付から「年」「月」「日」を抽出する(Year/Month/Day)

はじめに

今回は、日付から「年」「月」「日」を抽出する方法について解説します。
「〇〇年以降の場合」や、「〇〇月以前の場合」などの分岐に使用できるかと思いますので、是非最後までお付き合いください。

この記事を読むメリット
  • 日付から「年」「月」「日」を抽出する方法が分かります。
  • コピペで使える実践的なサンプルコードを掲載しています。

基本情報

Year関数

日付から「年」を抽出するには、Year関数を使用します。

引数には、Date型を指定し、戻り値は「年」の文字列が返却されます。

構文

Year(日付)

Month関数

日付から「月」を抽出するには、Month関数を使用します。

引数には、Date型を指定し、戻り値は「月」の文字列が返却されます。

構文

Month(日付)

Day関数

日付から「日」を抽出するには、Day関数を使用します。

引数には、Date型を指定し、戻り値は「日」の文字列が返却されます。

構文

Day(日付)

サンプルコード

現在の「年」「月」「日」を抽出する

サンプルコード
Public Sub extDateToYMD()
    Dim nowDate As Date ' 現在日付

    ' 現在の日付を取得
    nowDate = Date

    ' 現在の日時をメッセージボックスに出力する
    MsgBox "現在の日付:" & Date & vbCrLf & _
        "現在の年:" & Year(nowDate) & vbCrLf & _
        "現在の月:" & Month(nowDate) & vbCrLf & _
        "現在の日:" & Day(nowDate)
End Sub

実行結果(クリックで拡大)

実行結果
りゅう

サンプルコードについて、
説明のため、一時的に現在の日付をDate型の変数に格納していますが、それぞれの関数の引数に「Date」を指定すれば同じ結果となります。

最後に

今回は、日付から「年」「月」「日」を抽出する方法について解説しました。

本記事が、皆さんのお力になれば幸いです!

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この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

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