【Excel VBA】Excelを終了させる(Quitメソッド)

りゅう

こんにちは!りゅう(@ryupong_b)です。
今回は、Excelを終了させる方法について解説します。

はじめに

今回は、Excelを終了させる方法について解説します。
処理の終わりに、Excelを表示させておく必要がない場合は、今回ご紹介する方法でExcelを終了させることが出来ます。
本記事ではサンプルコードを用いて、コピペで使える実践的なコードをご紹介します。
是非最後まで、お付き合いください。

この記事を読むメリット
  • Excelを終了させる方法が分かります。
  • 基本的な構文から、使用における注意点についても分かりやすく解説します。
  • サンプルコードを用いて、コピペで使える実践的なコードをご紹介します。

基本情報

Quitメソッド

Excelを終了させるには、Quitメソッドを使用します。
現在開いているブックはすべて閉じてしまいますので、必要に応じて保存処理を実施しておきましょう。

構文

‘ Excelを終了させる
Application.Quit

開いているブック(終了させるブック)の変更が保存されていない場合、以下の変更の保存を確認するメッセージが表示されます。


この場合、「Application.DisplayAlerts」プロパティをFalseに設定することで、メッセージを表示させないことが出来ます。
※後続のサンプルコードにてこれらを勘案したソースコードを掲載します。

サンプルコード

Excelを終了させる

サンプルコード
Public Sub execForceExcel()

    ' 警告メッセージを非表示にする
    Application.DisplayAlerts = False

    ' Excelを終了
    Application.Quit
End Sub
めい

警告メッセージを出力する場合は、DisplayAlertsの行を削除してご使用ください。

開いているブックを保存してExcelを終了させる

サンプルコード
Public Sub execForceExcelForBookSave()
    Dim wb As Workbook

    ' ブック分ループ
    For Each wb In Workbooks

        ' ブックを上書き保存
        wb.Save
    Next wb

    ' Excelを終了
    Application.Quit
End Sub

最後に

今回は、Excelを終了させる方法について解説しました。
この記事が、皆さんのお力になれば幸いです!

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この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

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