【Excel VBA】セル内の文字を斜体にする(セルの書式設定 Italicプロパティ)

りゅう
こんにちは!りゅう(@ryupong_b)です。
今回は、セル内の文字を斜体にする方法について解説していきます。
はじめに

今回はセルの書式設定である「斜体」について解説します。
表やシートのタイトル部を強調する際によく使用しますね。

セルの書式設定の以下赤枠箇所の解説です。

この記事を読むメリット
  • セルの書式設定を斜体にする方法が分かります。
  • 斜体の解除方法が分かります。
  • 斜体の判定方法が分かります。
  • セル内の一部の文字を斜体にする方法が分かります。

基本情報

斜体の設定をするには、Rangeオブジェクトの Font.Italicプロパティの設定値を変更します。

構文

構文
Range(“A1”).Font.Italic = True

斜体を解除するには、True ではなく False にします。

サンプルコード

斜体の設定と設定解除

サンプルコード
Public Sub cellItalic()

    ' 1シート目の B3セル を斜体にする
    Range("B2").Font.Italic = True

    ' B3セル ~ C3 を斜体を解除する
    Range("B3:C3").Font.Italic = False

    ' B4セルの 2文字目を起点とし、3文字分を斜体にする
    Range("B4").Characters(2, 3).Font.Italic = True

End Sub

実行前

実行後

斜体であるかを判定する

サンプルコード
Public Sub checkCellItalic()

    If Range("B2").Font.Italic Then

        MsgBox "斜体です。", vbInformation
    Else

        MsgBox "斜体ではありません。", vbInformation
    End If

End Sub

実行前

実行後

さいごに

今回は、セルの書式設定である斜体を有効にする方法をご紹介いたしました。
この記事が、皆さんのお力になれれば幸いです!

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この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

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