【Excel VBA】セル結合の解除(UnMerge)

はじめに

今回は、セルを結合する方法について解説します。
本記事では、基本構文から汎用的なサンプルコードまで掲載していますので、ぜひ最後までお付き合いください。

この記事を読むメリット
  • セルの結合を解除する方法が分かります。
  • コピペで使える実践的なサンプルコードを掲載しています。

基本情報

UnMergeメソッド

セルの結合を解除するには、RangeオブジェクトのUnMergeメソッドを使用します。
Rangeオブジェクトは複数セル(複数範囲)の指定も可能です。

構文

構文

Rangeオブジェクト.UnMerge

サンプルコード

セルの結合を解除する

サンプルコード
Public Sub execUnMergeCell()

    ' A1セルの結合を解除する
    Range("A1").UnMerge
End Sub

実行結果

セルの解除の実行イメージです。
※クリックで画像が拡大されます。

実行前
実行後

特定の列のセル結合を解除

サンプルコード
Public Sub execUnMergeCellForColumn()

    ' 1列目(A列)セルの結合を解除する
    Range("A:A").UnMerge
End Sub

シート全体のセル結合を解除

サンプルコード
Public Sub execUnMergeAllCell()

    ' Sheet1全体のセル結合を解除
    Worksheets("Sheet1").Cells.UnMerge
End Sub

最後に

今回は、セルの結合を解除する方法について解説しました。

本記事が、皆さんのお力になれば幸いです!

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この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

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