めい
Excelで日付をコピペすると、たまに「44909」みたいな数字になるんだけど、これってなんだろう?
りゅう
はじめに
Excelを操作していると、日付を入力したのに「44909」みたいな数字になっちゃったことありませんか?
その後、セルの書式を「日付」に変更すると治ったりしますが、あの数字はシリアル値と呼ばれ、意味があるのです。
今回はシリアル値について解説していきます。
この記事を読むメリット
- シリアル値の概念が分かります。
- OSごとの仕様差異についても解説します。
日付のシリアル値
日付のシリアル値は、 1900/01/01から数えた日数のことです。
Excelで日付の計算ができるのは、内部でシリアル値を保持していて四則演算をしているからです。
日付のシリアル値イメージ
Mac版Excelの仕様差異
先ほど「1900/01/01」からの日数と説明しましたが
Mac版のExcelでは、「1904/01/01」から数えた日数となっています。
Windows版Excelのシリアル値を Mac版Excelにコピーして表示させると 4年後の日付が表示されてしまいますのでご注意ください。
Windows版Excelを1904/01/01準拠に変更する
先述の仕様差異が気になる場合、Windows版Excelの設定を変更することで 1904/01/01からの日数となるように変更することが出来ます。
本項では、手順を解説します。
ファイルをクリック
オプションをクリック
1904年から計算するをチェック
めい
シリアル値を人間が読むことはほとんどないため、
使用頻度は低いですが、気になる方は設定してみてください。
使用頻度は低いですが、気になる方は設定してみてください。
時刻のシリアル値
時刻のシリアル値の場合、 0:00からカウントした時差となります。
具体的には、以下の通りです。
時刻のシリアル値イメージ
りゅう
日付と時刻が混在している場合について、
例えば「2022/12/14(シリアル値:44909)」の「06:00(シリアル値:0.25)」の場合は、
44909.25というシリアル値になります。
例えば「2022/12/14(シリアル値:44909)」の「06:00(シリアル値:0.25)」の場合は、
44909.25というシリアル値になります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
シリアル値については、「日付を入れたのに謎の数字になっちゃった…。」など、良いイメージは持たないと思いますが、
実は、Excelにとっては意味のある数字であるということはお分かりいただけたと思います!
この記事が、皆様のお力になれれば嬉しいです!
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