【Excel】セルとは何か?エクセルの基本であるセルについて徹底解説!

めい

ねえねえ、Excelを開いたけど…
これからどうすればいいの?

りゅう

まずは「セル」にデータを入力しよう。

めい

セル?なにそれ?
なにを入力すればいいの?

りゅう

OK!今日は「セルとは何か」について解説していくね!

はじめに

私自身、社会人になりExcel(エクセル)を始めて会社で触った時、当たり前のように「セル」という言葉が飛び交っているのにビックリしました。
システム開発会社だったので「セルってなに?」と思いつつも、なかなか聞けない…という思い出があります。

そんな、「セルってなに?」という疑問を、どこのサイトよりも詳しく解説します!

この記事を読むメリット
  • 「セルとは何か」理解できます。
  • なぜExcel(エクセル)にはセルがあるのか、その目的についても理解できます。
  • Excel(エクセル)の操作画面を画像付きでやさしく解説します。

セルとはExcel(エクセル)の「マス目」

まず、「セル」という言葉、聞き慣れない言葉ですよね。
そもそも、「セル」はどういった意味を持つ言葉なのかを見ていきましょう。

セル: cell)はラテン語: cella に由来する英語で、「小部屋」、「小区画」を意味する。あるのものの最小単位を表現する場合にも用いられる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上記の通り、セルという言葉は、「小部屋」や「小区画」を意味するものです。

Excelでは、以下の赤枠(マス目)のことをセルと呼びます。

セルのイメージ
セルのイメージ

Excel(エクセル)はセルの集合体

セルはマス目の事であるとご説明しましたが、Excelを開くとマス目が一定間隔で全面に並んでいます。

Excelは、「17,179,869,184」個のセルで敷き詰められています!

セルの数は?

縦:1,048,576個

横:16,384個

合計:17,179,869,184個

画面のほとんどがセル
画面のほとんどがセル
めい

そもそも、Excelってなんでマス目でできているの?

そもそもなぜマス目なのか?

Excelとは、表計算ソフトのことです。
(参考:Excel(エクセル)とは何か? 初心者の方向けに詳しく解説

つまり、表を作ることを目的として作られているアプリです。

表とは以下のようにブロックごとに分かれてデータが並んでいますよね。
Excelは表を作りやすいように、マス目状になっています。

表のイメージ
めい

表を作るためにはマス目の方が都合がいいんだね!

セルの位置情報について

Excelは「17,179,869,184」個のセルが集合したものと説明しました。

膨大なセルの数であるため、Excelではどこの位置のセルか識別するための位置情報があります。

以下の画像では、「お茶」のセルをクリックしています。
左上側に「D4」という文字が出ていますね。

お茶を選択した場合

この「D4」というのが、位置情報であり「アドレス」と呼ばれます。

アドレス(Address)は、あるものの所在を示す情報である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アドレスの仕組み

先ほど、「お茶」の位置情報は「D4」であるという例を出しました。
D4ってなに?という疑問について解説していきます。

結論、アドレスは以下の文字と数字の組み合わせで表現されます。

D4アドレスの例
D4アドレスの例

「お茶」の位置は、横軸が「D」、縦軸が「4」となっていますね。

この場合、お茶の位置は「D4」にあると表現されます。

Excelでは、縦軸のことを「行」と呼び、横軸のことを「列」と呼びます。
そのため、お茶は「4行目のD列」にあるとも表現できます。

セルが保持できる情報

セルの基本的なことについて学びましたが、セルには色々な情報を入力することが出来ます。

本記事では、代表的な 3つの情報について解説します。

セルに入力できる情報(例)
  • 値(文字・数値・日付・金額 等)
  • 書式情報(文字の色や大きさの情報 等)
  • 数式

値(文字・数値・日付・金額 等)

まずは、目に見えている情報である「値」です。

値には、大まかに以下の種類があります。

値の種類(例)
  • 文字列
  • 日付
  • 時刻
  • 数値
  • パーセンテージ

例えば「日付」をセルに入力すると、Excel側が自動で「これは日付である」と自動で認識します。

日付データの例
日付データの例

書式情報(文字の色や大きさの情報 等)

以下の表では、項目タイトル箇所(赤枠箇所)の背景色が緑であったり、文字の色が白色、文字が太字となっています。

これらの、「値とは関係ない装飾の情報」を「書式」と呼びます。

書式情報 - イメージ
書式情報 – イメージ

「項目タイトル箇所」と表現しましたが、表の一番上の行を「ヘッダ」と呼びます。
ヘッダ以降の行を「データ」と呼びます。

数式

Excelは表計算ソフトと呼ばれる通り、「計算」をするためのソフトです。
そのため、値だけでなく「数式」を入力することも可能です。

以下の例では、「H3」セルに「=E5 + E6」という数式が入力されています。
これは、「E5セルの 130」と、「E6セルの150」を足し算するという数式です。

数式の入力方法については、別の記事を用意して説明する予定です。
記事を記載いたしましたら、本記事に掲載しますので少々お待ちください。

最後に

Excel(エクセル)を学ぶうえで、「セル」は基本中の基本であることを理解頂けたのではないでしょうか。

基本であるにも関わらず、「なぜセルはマス目なのか」という疑問に回答できる人は少ないのではと感じます。

「セル」以外にも、さまざまなExcel(エクセル)の基礎を発信していく予定ですので、本サイトで学んでいただけると嬉しいです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

コメント

コメントする

CAPTCHA