【Excel】印刷時にヘッダーとフッターにページ番号や日付を設定する方法

はじめに

こんにちは、管理人のりゅうです。
今回は、資料の余白部分(ヘッダーとフッター)にページ番号や日付を入れる方法について解説します。
例えば、資料にページ番号を入れることで、プレゼンや発表時に「○○ページを見てください」と案内出来たりして便利かと思います。
また、ページ番号や日付以外にも、ファイル名や画像を入れる方法も併せて解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

この記事を読むメリット
  • ヘッダーとフッターの設定方法について、画像付きで初心者でも分かりやすく理解できます。
  • ヘッダーとフッターを編集する際に便利な、「ページレイアウト」の使い方を詳しく解説します。
  • 「ページレイアウト」から「標準表示」に戻すやり方もしっかり解説しています。

ヘッダー・フッターとは

ヘッダー・フッターとは、印刷時のみ表示される「欄外の箇所」を指します。
以下画像の赤枠箇所なのですが、「ヘッダー」は上の赤枠箇所、「フッター」は下の赤枠箇所です。

ヘッダーは「Head(頭)」という意味なので上に、フッターは「Foot」という意味なので下にあると覚えておきましょう。

りゅう

ヘッダーとフッターには、上の例である通り、「日付」や「ページ番号」、「画像」などを配置できます。

めい

ページ番号があると、「○○ページを見てください」の一言で、資料のどの部分を見てほしいかを伝えられるから便利だね。
日付も、印刷した日が分かるから、古い資料を見ていないかが分かるから便利!

ヘッダー・フッターを編集する方法

ヘッダー・フッターを編集するには、「ページレイアウト」機能というものを使用します。
具体的な方法を、画像付きでご紹介します。

ページレイアウト表示に変更する

以下の画像の通り、リボンから「表示タブ > ページレイアウト」の順で選択します。

上記手順を実施すると、以下のような表示になります。
この状態が「ページレイアウト」表示です。

ヘッダー・フッターの編集

ページレイアウト表示にした後、余白上部(以下画像の①あたり)をクリックすると、3つのマスが出ます。
この3つのマスに、値を入れることが可能です。

値を入れたいマスをクリックし、手順②の「ヘッダーとフッター」を選択します。
その後に、手順③の「ページ番号」や「現在の日付」など、設定したい要素をクリックする形で編集できます。

りゅう

上記の例はヘッダーを編集していますが、フッターを編集したい場合は、余白下部を選択すると、マスが3つ出るので、以降は同様の手順で編集可能です!

めい

「ページ番号」や「日付」以外にも、文字を入力することも出来ます!

ページ番号を入れる方法

ページ番号を入れるには、「ヘッダーとフッタータブ > ページ番号」を選択します。
すると、指定したヘッダー 及び フッターに「&[ページ番号]」という文字が自動入力されます。

その後、任意のセルを選択すると「ページ番号」が表示されていることを確認します。

めい

①のセルは、どこを選択してもOKです!

ページ番号 / ページ数を入れる方法

例えば、10ページある資料を印刷した場合に、 「10ページ中 ○ページ目」のように印刷したい場合があるかと思います。
5ページ目を印刷した場合に「5/10」のように出す方法をご紹介します。

まずはページ番号を設定します。

その次に、「&ページ番号」の後ろに「/」(スラッシュ)を入力し、「ヘッダーとフッタータブ > ページ数」を選択します。

その後、「&[ページ番号]/&[総ページ数]」という文字が入力されるので、適当なセルを選択し完了です。

日付を入れる方法

日付を入れるには、入れたいヘッダー および フッターを選択後、「ヘッダーとフッタータブ > ページ番号」を選択します。
すると、指定したヘッダー 及び フッターに「&[日付]」という文字が自動入力されます。

「&[日付]」という文字が自動入力されていることを確認後、適当なセルを選択し完了です。

りゅう

本記事では、「ページ番号」と「日付」を例にして解説しましたが、ヘッダー・フッターの編集の手順③で、様々な項目を入力出来ますので、ぜひ色々試してみてください!

めい

画像を貼り付けて、会社や団体のロゴを配置するのもオススメの使い方です。

標準ビューに戻す

ページレイアウト表示のままだと、本文の編集がし辛いと思います。
ヘッダー・フッターの編集が終わったら、「ページレイアウト」表示を解除しましょう。

「表示タブ > 標準」を選択すると、ページレイアウト表示から標準表示に切り替わります。

りゅう

標準表示に切り替わった後、ヘッダーとフッターの表示も消えてしまいますが、Ctrl + Pで印刷プレビューを見てみると、設定した通りにヘッダーとフッターに値が入っています。

最後に

今回は、印刷時のヘッダーとフッターを設定する方法について解説しました。

「ページ番号」は発表時や、資料を送付した後の連絡時に「○○ページを参照ください」など、特定のページを指す際に重要になるため、ボリュームがある資料を作成する際には設定するのがオススメです。

「日付」についても、資料が最新であるかを識別するのに便利なので設定をオススメします。

ヘッダーとフッターを活用して、綺麗で実用的な資料を作成していきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大手外資系コンサルティングファーム勤務。ExcelVBA歴は8年。金融関係のプロジェクトにて約100万レコードを処理するマクロの開発実績あり。ExcelVBAの基礎・応用情報を発信中。

コメント

コメントする

CAPTCHA