りゅう
こんにちは!りゅう(@ryupong_b)です。
今回は、行や列の表示・非表示を切り替える方法方法を解説します。
はじめに
今回は、行や列の表示・非表示を切り替える方法をご紹介します。
例えば、印刷を行う際に不要な箇所を表示して印刷を行う場合などに非表示にする場合などに使用します。
本記事では、サンプルコードを用いて、使い方をご説明しますので、是非最後までお付き合いください。
この記事を読むメリット
- 行や列の表示・非表示の設定方法が分かります。
- 基本的な構文から、エラーの回避手段まで分かりやすく解説します。
基本情報
行と列の表示・非表示を切り替えるためには、Hiddenプロパティを使用します。
以下の例では、1行目を非表示に、B列(2列目)を表示にしています。
構文
‘ A1セルの行(1行目)を非表示にする
Range(“A1”).Rows.Hidden = True
‘ B列を表示する
Range(“B:B”).Columns.Hidden = False
Hiddenプロパティは、行または列全体を指定しないとエラーとなります。
Rowsプロパティや、Columnsプロパティなどの、行や列を参照するオブジェクトを指定してください。
サンプルコード
行や列を表示・非表示にする
サンプルコード
Public Sub rowColHidden()
' A1セルの行(1行目)を表示する
Range("A1").Rows.Hidden = False
' A2 ~ B9セルの列(A ~ B列目)を非表示にする
Range("A2:B9").Rows.Hidden = True
End Sub
全行列の非表示状態を解除する
サンプルコード
Public Sub allRowColHiddenFalse()
' 全行列の非表示状態を解除
Cells.Rows.Hidden = False
Cells.Columns.Hidden = False
End Sub
指定の行列の表示と非表示を切り替える
サンプルコード
Public Sub switcRowColHidden()
' A1セルの行(1行目)を表示/非表示を切り替える
Range("A1").Rows.Hidden = Not Range("A1").Rows.Hidden
End Sub
最後に
今回は、行や列の表示・非表示を切り替える方法をご紹介させて頂きました。
この記事が、皆さんのお力になれば幸いです!
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